走行音の「牟岐海岸鉄道」

走行音の「牟岐海岸鉄道」ブログ

四国三郎の俺的走行音ランキング(2014年収録分)

四国三郎の俺的ランキングtop10
2014年収録分の走行音を自分の主観でランク付け。
どれも聴いていてニヤニヤしてしまうくらい良く録れたものやで。是非とも実際に聴いて確かみてみろ!
未公開のものは近々公開するので、シャワーを浴びて待たれい。

⚫︎10位
255 特急さざなみ 館山→東京
 関東では珍しい東芝VVVFが響く。以前デッキで収録したものの渡り板の音がうるさくてボツ。客室内は換気扇の音がうるさくなかなか収録が難しい。こんどはわかしおも録りたい。

⚫︎9位
大井川鉄道 井川線 千頭←→井川 (未公開)
 いま土砂崩れで運休中の寸又峡温泉以北も収録。閑散期の平日に最後部客車の窓を開け、機関車の音をたっぷり入れたサウンド。往復とも終点まで自分の乗車する車両には誰も乗って来ない最高の環境。

⚫︎8位
横浜市営地下鉄3000R あざみ野→湘南台 (未公開)
 横浜市をコの時に走る地下鉄ブルーライン。路線も40.4kmと、大阪市交の中央線とけいはんな線を足した距離よりも長い。しかも相手は元気いっぱいの浜っコで収録は困難を極める。ああ寒い、帰りたいと思う中、半ば嫌々早朝収録に行って一発で仕留めた奇跡のサウンド。全区間にわたり殆ど話し声や目立つ雑音がない。

⚫︎7位
大井川鉄道 21001 金谷←→千頭 (未公開)
 元南海のズームカー。一畑にも同型がいるが、こちらは転換クロス装備の原型仕様。古いながらも関西らしい丁寧な造りで、乗る者を落ち着かせる。しかし代替となるであろう元東急の車両がまもなく営業運転に就くようなので、余命もそう長くないかもしれない。収録は2回失敗しており、3度目の正直でようやくモノにした。往復とも貸切に近い状態。

⚫︎6位
西武2000系 池袋線急行 飯能→池袋
 2月の大雪で秩父地方が雪に閉ざされていた時に収録したもの。収録の1か月前に9000系で挑戦したが入間市で酔っ払いにやられ撃沈。しかし今回は乗客ほぼ皆無のまま池袋まで収録できた。車内のビビリ音などもなく、西武らしい上品で力強いモーター音が楽しめる。A-train以前の世代の車両までは妻面の窓も開けることができ、乗客の声を誤魔化すこともできるが今回はそんな必要もなかった。

⚫︎5位
E231 ラビット 宇都宮→上野
 日曜夜の15連ラビットで収録。高崎方面で収録をして疲れた状態での収録だったが、その疲れが吹っ飛ぶくらいによく録れたサウンドE231近郊タイプの特徴ともいえる墜落インバータ音と高速走行時のよく唸るモーター音の両方をしっかり捉えることができた自慢のよくばりサウンド。後日同じ列車で弾丸鉄男さんが収録されたが彼も成功だったらしい。しかも、偶然にも同じ車番の同じ収録位置。

⚫︎4位
189 妙高 長野→直江津
 北陸新幹線延伸開業前に収録しておきたかった走行音。1月の18きっぷシーズンが終わり閑散期になったタイミングを見計らって収録。予想通りの観光客皆無で長野を出たが、新井や高田でホームに立っている帰宅学生の姿が見えてヒヤヒヤした。県境付近では雪が深く、床下機器などにボトボトと音を立てて当たる音がこの地域の冬の厳しさを物語っている。

⚫︎3位
キハ110 石巻線 直通快速 仙台←→石巻
 仙台から石巻まで途中駅での客扱いなしの快速。朝の石巻行きと、夜の仙台行きで収録。一度手違いで消したが、すぐにリベンジしに行った。四国三郎の執念深さを物語る走行音(笑)。今春には仙石線の全線復旧も予定されており、小牛田経由のこの列車も消滅してしまうだろう。

⚫︎2位
大井川鉄道SL急行・EL急行 E101 新金谷←→家山 (未公開)
 春、家山の桜が咲き誇る中nzmさんと訪れたときに収録。SLに目が行きがちだが、今回は後ろで頑張る補機に焦点を当ててみた。ELといえば、以前EF81の収録をしたとき、意外とモーター音が小さかったので今回も大したことはないだろうとナメて挑んだ。ところがどっこい、ものすごくいい音を奏でるので2人でびっくりしてしまった。いかにも戦前の機関車から聞こえてくる重い吊掛け音は音鉄マニアを絶頂させる(笑)。

⚫︎1位
115 松本→長野
 全ては、5年前、大糸線から大急ぎで篠ノ井線に乗り換えたから起こったこと。録音の準備をしているうちに電車が動き出し最初の数十秒を欠落させてしまった。5年の歳月を経て、リベンジするもビビリ音で失敗。その半月後にさらにリベンジしてようやく成功させた。いよいよ長野地区は211系が押し寄せ、115系もカウントダウンが始まってしまった。古き良き信濃路を思い出させるオススメの走行音。

【おまけ】 大井川鉄道SL 急行かわね路 下泉→千頭 (未公開)
 SLの収録というのは今までマジメにやったことがなかったので手探りの収録だった。機関車直後の客車のデッキで収録したが、ELやDLとは違った独特の力強さが感じられた。SLの根強い人気の理由がわかった。是非とも今度は新金谷から全区間収録したいところだが、デッキが冷え込む真冬でないとデッキに見物客が出てくる恐れがある。